その後エドが本を読み進めていくとエンヴィーが言った通りにカップルは別れていた。
「……何で分かったんだ……?」
疑問を口にするも、それは解決しない。別れの前兆の様なものは一切書かれていなかったはずなのだが、何故エンヴィーにはそれが予期出来たのか。
いくら考えてもエドには分からず、アルに意見を求めても、やはり解決することはなかった。
――後日、エドはエンヴィーに何故分かったのかを尋ねていた。
「いや、勘だから」
「勘かよ!」
貴方の幸せは私の幸せ。
――一緒に幸せを求めるのは理想的だけれど、それが望めないのであれば、例え自分は不幸であっても相手が幸せならいいと考えてしまう――
つまりそれは、最初から不幸を前提にした発言。一緒にいることが出来ないことが分かっている者の言葉。
いずれ、二度と話せなくなってしまっても、もう二度と逢えなくなってしまっても、貴方が幸せならそれで構いません。
そんな意味を含んでいるものだと、エンヴィーは気付いていた。
それは自分が、全く同じ立場にあるから。
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突然、夜の1時30分に書き始めてわずか30分で仕上げた物。何やってるんだあたしゃ。
何かシリアスっぽくない物書きたかったんです。結局こんな感じになっちゃうんですけどね!
一応修正入れましたが、多少寝ぼけてたから変な所があるかも……
06.9.28